土地購入時の登記費用

土地の周辺知識を学ぶ

土地を購入するには様々な費用が掛かります。中でも登記費用は欠かすことができません。不動産の額が大きくなればなるほど、登録免許税は上がりますから、大体の額はつかんでおくとよいでしょう。具体的には通常の売買などでは課税標準価格の1000分の20ということが多いです。

それ以外に、相続などでは1000分の4ということもあります。細かな減税があったりする可能性もありますが、おおよそこれくらいが税金としてかかると思っておきましょう。また、手続きを司法書士などに頼むとその手数料も別途かかります。そのため登記費用としてはかなり余裕を見ておくようにしましょう。

不動産に関連する根抵当権について

土地を購入したり家を建てたりする時に住宅ローンを組むとその物件には抵当権が設定されます。これら通常の抵当権は特定のその物件だけに対するものです。しかし、商売をして居る場合など、継続した取り引きのある関係においては常に債権が増えたり減ったりします。

そうした場合当事者間で不特定の債権の中で一定の範囲を一括して担保とする債権のことを根抵当権と言い、不動産などの資産を担保として設定される抵当権の一種です。この根抵当権は極度額と呼ばれる範囲を決めてその範囲内であれば借入れと返済を繰り返すことができます。また一度登記をしておけばその都度登記する必要がなく、登記のための費用や登録免許税などの負担も少なくて済むというメリットがあります。